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- 夏バテ気味で食欲が落ちている時
- なんだか疲れたなぁという時
こんなとき、皆さんは何を食べて体力回復しますか?
私のイチオシはとろろかけごはんです!!山芋をすりおろしてごはんにかけて食べると、食欲がない時でも、サラサラっと食べることができます。栄養がたっぷりなので、体調の回復にもつながり元気になれますね。
山芋は他のイモ類よりも低カロリーなので、ダイエット中に食べているなんて話も聞きますね。体にも良くて、栄養満点、低カロリー。皆さんの中にも「とろろを毎日のように食べているよ~!」という方もいらっしゃるでしょう。
おいしくて健康に良いものならバンバン食べてしまいたいものですが、食生活が偏るのも考え物です。もし山芋を食べ過ぎたらどうなるのでしょうか?ちょっと調べてみましたよ。
- 山芋を食べ過ぎるとどうなるのか?
- 山芋はダイエットに向くのか?
- 偏食による意外なリスクとは?
山芋を食べ過ぎても大丈夫なのか?
結論から言うと、山芋を食べ過ぎても問題ありません。食べ過ぎて大きな被害が出たという事例はほぼありません。
山芋にはたくさんの栄養素が含まれています。ある程度食べ続けると、体に良い効果が表れる人もいるでしょう。それなら、やっぱり毎日食べたほうがいいんじゃない?と思いますよね。
でも考えてみてください。何でも食べすぎは体に良くないと思いませんか?特に気を付けたいのが、ダイエットで山芋ばかり食べようと考えている場合と、アレルギー体質の方です。
山芋ばかり食べるダイエット
山芋は低カロリーなのでダイエットに向いているはずなんですが、実はそこには落とし穴が!食べ方を間違えると、逆効果になりかねません。
私も大好きなとろろかけごはん。とっても美味しくて、サラサラっと食べやすいのですが、ダイエットの時にはちょっと避けた方がいいかもしれません。“サラサラっと食べられる”ということは“噛む回数が減る”のです。
人は噛むことによって満腹中枢を刺激し、満腹感を得ています。サラサラっと食べてしまっては、当然噛む回数が減ってしまいますよね。満腹感が得られなければ、もっともっと食べたくなってしまいます。
せっかく低カロリーのものを食べていても、「もっともっと」とご飯と一緒にたくさん食べてしまう・・・これでは意味がありませんよね。
しかも、生の山芋には消化酵素が多く含まれています。ご飯をよく噛まなくてもしっかり消化してくれるほどです。ということは、当然お腹の中での消化は早くなりますので、お腹がすくのが早まってしまいますよ。
山芋を食べ過ぎるとアレルギーのリスク?
どんなアレルギーでも、ある日突然起こることがあります。毎日同じものを食べ続ければ、体に異変が起こることもあるかもしれませんよね。吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れることがあれば、アレルギー症状かもしれません。皮膚に反応が出る人もいます。
何か変だな?おかしいな?という時は、山芋を食べるのを控えてみましょう。変な症状が治まれば、山芋がアレルギーの原因かもしれません。無理せず、お医者さんに診てもらってくださいね。
その程度であれば、山芋をあらかじめ酢水に漬けておくと、かゆくならずにすみます。これはアレルギーというより、山芋に含まれている“シュウ酸カルシウム”がチクチクと皮膚に刺さっているからなんです。
熱や酸に弱い性質なので、酢水にさらすとかゆみを軽減できるという訳なんですね~。
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山芋は栄養たくさんで消化に良い!
体に良いとよく言われますが、いったい何がそんなに体にいいのでしょう?
まず、山芋には以下のようにたくさんのビタミン、ミネラルが含まれています。
- ビタミンB
- ビタミンC
- 鉄分
- カリウム
- マグネシウム
- 亜鉛 etc.
新陳代謝や美容、体に良い成分がたくさん入っているんですね。そして、あのネバネバしている“ムチン”。疲労回復、血液サラサラ効果など、こちらも人間には欠かせない成分です。
“アミラーゼ”や“ジアスターゼ”などの消化酵素も豊富です。私が子供のころ“三日とろろ”といって、お正月の1月3日に胃腸を休憩させるためにとろろかけごはんを食べる習慣がありました。アミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素が、お正月に食べ過ぎたおなかの調子を整えてくれていたんですね。
栄養満点で消化に良いこれらの成分、実は熱に弱いんです。効率的に摂取するには、加熱せずに生で食べるのがおすすめですよ。
まとめ
- 山芋を食べ過ぎても問題はなし
- 山芋と共に食べるごはんは食べ過ぎないこと
- 偏食によるアレルギー発症のリスクを考慮する
とろろを毎日食べると、メリットが多いですがデメリットもあるということがわかりましたね。
- 栄養成分が豊富
- 疲労回復・美容に良い
- カロリーが低い
- 胃腸に優しい
- 咀嚼回数が減る可能性がある
- アレルギーの心配がある
- 酵素などが過熱に弱い
山芋が大好きで毎日食べたい!という方は、毎日とろろにするのではなく、山芋を短冊切りにして、サラダや酢の物にして食べるのがおすすめです!
サラサラっとはいきませんが、加熱をしないので栄養素が残り、しかも咀嚼回数を減らさず食べることができます。ゆっくり噛んで食べれば、消化のスピードも抑えられてダイエットにも向いていますよね。
他にも酢の物にすれば、かゆみ成分も抑えることができますよ。
毎日とろろも良いですが、山芋を効率的に摂取して、スッキリ疲労回復しちゃいましょうね♪