ゴボウが赤い!?変色してしまったゴボウは食べても大丈夫なのか!?

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我が家では、寒い日の定番メニューとなっている豚汁。身体が温まって、栄養も満点、おかずも少なくて済んじゃう、まさに一石二鳥ならぬ、一石三鳥メニューですよね。

いつも冷蔵庫にある有り合わせで作ってしまいがち…。できれば入れたい、美味しい食材ってありませんか?

私のおすすめ、冷蔵庫にあればラッキー!な食材が“ゴボウ”です。ゴボウを入れると、豚汁の味がグッと良くなります。

あれば嬉しいゴボウ。しかし、保存方法に困りませんか?長いし、切ってから保存すると赤く変色しちゃうし。

どうしたらいいか困ってしまうので、我が家でもなかなか常備できず…、いつも豚汁に入れるのを諦めちゃっています。それでも、できれば

もっと美味しい豚汁にしたい!ゴボウを入れたい!

と思い、ピンクや赤くなったゴボウも食べられるのか、どうしたら保存しやすいのか、いろいろと調べてみました♪

この記事を読むとわかること
  • ゴボウはなぜ赤く変色するのか?
  • ピンクや赤くなったゴボウは食べられるのか?
  • 黒くなったゴボウは食べられるのか?
  • 変色を防いで美味しく保存する方法は?

ゴボウはなぜ赤く変色するの?

切ったゴボウを冷蔵庫に入れておくと、

あれ、なんかピンク色になっている…

ということ、良くありますよね。

あのピンクや赤っぽくなっている正体は、“ポリフェノール”の一つである、“サポニン”というものです。

サポニンが酸化することによって、ゴボウが赤やピンクに変色していたんです。

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ピンクや赤くなったゴボウって食べられるの?

ポリフェノールの一種であるサポニンには、人間の体に有害となるものではありません。安心して食べることができます。

しかもポリフェノールですので、害になるどころか、体に良いことがあるんですよ。

どんな効果があるのかというと…

サポニンの良いところ!
  • 抗酸化作用:動脈硬化を予防でき、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にもなる
  • 肥満予防:脂肪の蓄積を防ぐことができる
  • 免疫向上:風邪、インフルエンザの予防になる
  • 血流改善:血液をサラサラにする効果がある

ほかにも、咳を抑える効果もあり、肝機能の向上にもいいと言われています。

サポニンは、ゴボウの身の方よりも、皮に多く含まれています。皮は向かずにしっかり洗い、皮ごと食べるとより効果的ですよ。

皮付きの方が、風味もより感じることができますね。

なるべく酸化させずに美味しく保存する方法は?

丸々1本のもの、切ったもの。どちらにしても、ゴボウの保存は難しいですよね。

どうしたら、長く、美味しく、保存することができるのでしょうか?

切る前の土付きゴボウの場合

  1. 土を軽く払います。
  2. 乾燥を防ぐため、新聞紙やキッチンペーパーで全体を包みます。
  3. 風通しのいい場所に立てておきます。

どの野菜もそうなのですが、必ず“根”を下にして立てるのがポイントです。これで、だいぶ長持ちしますよ。

洗いゴボウの場合

スーパーでは、キレいに水洗いされた“洗いゴボウ”が売っていることがあります。

その場合は土付きゴボウとは保存方法が異なります。

一本ものでも、しっかり水洗いされているときは、冷蔵庫での保存がおすすめです。

  1. キッチンペーパーを湿らせ、ゴボウを包みましょう。
  2. その後ラップをするなどして、冷蔵庫に入れます。
  3. 2日に1回、キッチンペーパーは交換しましょう。

これで通常よりちょっと長持ち。1週間ぐらい持ちますよ。

カットした場合

一度カットすると、あっという間に赤くなってしまいますよね。

そんな時は、酢水にサッとくぐらせましょう。酸化を抑えることができ、翌日ぐらいまでは、冷蔵庫で保存しておけます。

もっと長く保存させるなら、冷凍保存しましょう。風味は落ちてしまいますが、食物繊維が豊富なゴボウは、食感はそれほど落ちずに保存できます。

  1. 洗ったゴボウを食べやすいサイズにカットします。
  2. 薄い酢水にサッとくぐらせ、水分をしっかり拭き取ります。
  3. ジッパー付きの保存袋に平らにならして冷凍庫へ入れます。

これで約一ヵ月の保存が可能です。冷凍する時のポイントとしては、1回に使う分ごと小分けにすると良いですよ。

また、冷凍庫に入れたあと、1~2時間後に袋を取り出して、袋の上から手でほぐしましょう。

ちょっと手間がかかりますが、そうすると調理の時にパラパラになりやすく、煮るにも炒めるにも使いやすいんです。

  • 細切りできんぴらごぼう用
  • ささがきにして豚汁用
  • 乱切りにして煮物用

用途に合わせて切っておけば、調理の時に楽チンですね。

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ゴボウが黒くなっていたら食べられるの?

ピンクや赤だけでなく、黒くなったゴボウもありますよね。これも酸化が原因です。

黒くなったころには、ゴボウに『す』が入った状態になっていることが多いです。

こうなると、よく加熱して食べることは可能ですが、味、風味共にかなり落ちた状態になっています。

特に柔らかくなってきているようなら、かなり傷んだ状態です。食べない方がよいでしょう。

まとめ

今回のまとめ
  • サポニンが酸化することによって、ゴボウが赤やピンクに変色する
  • ピンクや赤くなったゴボウは食べられる
  • 黒くなったゴボウは食べてはいけない

ゴボウが赤くならずに美味しく食べられる保存方法をまとめると…

ゴボウを美味しく保存する方法
  • 丸ごと保存するには、土付きのゴボウを買うべし
  • カットしたものは、小分けに冷凍保存
  • 1~2日以内に使うなら、酢水にサッとつけておくとよし

意外と簡単な一手間で、赤く変色する前に、美味しく食べられることが分かりましたね。

今度は私も、ゴボウを冷凍保存してみます。

豚汁にゴボウをたっぷり入れて、美味しく食べるぞ~!

みなさんもぜひお試しくださいね~♪

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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県在住の2児の母、ともえです。 親子で楽しめるような、アットホームなブログ作りを目指してます。 良かったらコメントしてくださいね。

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