Warning: Undefined array key 5 in /home/krus416/xn--j9j243ljip.xyz/public_html/wp-content/themes/jstork_custom/functions.php on line 68
我が家では、寒い日の定番メニューとなっている豚汁。身体が温まって、栄養も満点、おかずも少なくて済んじゃう、まさに一石二鳥ならぬ、一石三鳥メニューですよね。
いつも冷蔵庫にある有り合わせで作ってしまいがち…。できれば入れたい、美味しい食材ってありませんか?
私のおすすめ、冷蔵庫にあればラッキー!な食材が“ゴボウ”です。ゴボウを入れると、豚汁の味がグッと良くなります。
あれば嬉しいゴボウ。しかし、保存方法に困りませんか?長いし、切ってから保存すると赤く変色しちゃうし。
どうしたらいいか困ってしまうので、我が家でもなかなか常備できず…、いつも豚汁に入れるのを諦めちゃっています。それでも、できれば
と思い、ピンクや赤くなったゴボウも食べられるのか、どうしたら保存しやすいのか、いろいろと調べてみました♪
- ゴボウはなぜ赤く変色するのか?
- ピンクや赤くなったゴボウは食べられるのか?
- 黒くなったゴボウは食べられるのか?
- 変色を防いで美味しく保存する方法は?
ゴボウはなぜ赤く変色するの?
切ったゴボウを冷蔵庫に入れておくと、
ということ、良くありますよね。
あのピンクや赤っぽくなっている正体は、“ポリフェノール”の一つである、“サポニン”というものです。
サポニンが酸化することによって、ゴボウが赤やピンクに変色していたんです。
スポンサーリンク
ピンクや赤くなったゴボウって食べられるの?
ポリフェノールの一種であるサポニンには、人間の体に有害となるものではありません。安心して食べることができます。
しかもポリフェノールですので、害になるどころか、体に良いことがあるんですよ。
どんな効果があるのかというと…
- 抗酸化作用:動脈硬化を予防でき、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にもなる
- 肥満予防:脂肪の蓄積を防ぐことができる
- 免疫向上:風邪、インフルエンザの予防になる
- 血流改善:血液をサラサラにする効果がある
ほかにも、咳を抑える効果もあり、肝機能の向上にもいいと言われています。
サポニンは、ゴボウの身の方よりも、皮に多く含まれています。皮は向かずにしっかり洗い、皮ごと食べるとより効果的ですよ。
皮付きの方が、風味もより感じることができますね。
なるべく酸化させずに美味しく保存する方法は?
丸々1本のもの、切ったもの。どちらにしても、ゴボウの保存は難しいですよね。
どうしたら、長く、美味しく、保存することができるのでしょうか?
切る前の土付きゴボウの場合
- 土を軽く払います。
- 乾燥を防ぐため、新聞紙やキッチンペーパーで全体を包みます。
- 風通しのいい場所に立てておきます。
どの野菜もそうなのですが、必ず“根”を下にして立てるのがポイントです。これで、だいぶ長持ちしますよ。
洗いゴボウの場合
スーパーでは、キレいに水洗いされた“洗いゴボウ”が売っていることがあります。
その場合は土付きゴボウとは保存方法が異なります。
一本ものでも、しっかり水洗いされているときは、冷蔵庫での保存がおすすめです。
- キッチンペーパーを湿らせ、ゴボウを包みましょう。
- その後ラップをするなどして、冷蔵庫に入れます。
- 2日に1回、キッチンペーパーは交換しましょう。
これで通常よりちょっと長持ち。1週間ぐらい持ちますよ。
カットした場合
一度カットすると、あっという間に赤くなってしまいますよね。
そんな時は、酢水にサッとくぐらせましょう。酸化を抑えることができ、翌日ぐらいまでは、冷蔵庫で保存しておけます。
もっと長く保存させるなら、冷凍保存しましょう。風味は落ちてしまいますが、食物繊維が豊富なゴボウは、食感はそれほど落ちずに保存できます。
- 洗ったゴボウを食べやすいサイズにカットします。
- 薄い酢水にサッとくぐらせ、水分をしっかり拭き取ります。
- ジッパー付きの保存袋に平らにならして冷凍庫へ入れます。
これで約一ヵ月の保存が可能です。冷凍する時のポイントとしては、1回に使う分ごと小分けにすると良いですよ。
また、冷凍庫に入れたあと、1~2時間後に袋を取り出して、袋の上から手でほぐしましょう。
ちょっと手間がかかりますが、そうすると調理の時にパラパラになりやすく、煮るにも炒めるにも使いやすいんです。
- 細切りできんぴらごぼう用
- ささがきにして豚汁用
- 乱切りにして煮物用
用途に合わせて切っておけば、調理の時に楽チンですね。
スポンサーリンク
ゴボウが黒くなっていたら食べられるの?
ピンクや赤だけでなく、黒くなったゴボウもありますよね。これも酸化が原因です。
黒くなったころには、ゴボウに『す』が入った状態になっていることが多いです。
こうなると、よく加熱して食べることは可能ですが、味、風味共にかなり落ちた状態になっています。
特に柔らかくなってきているようなら、かなり傷んだ状態です。食べない方がよいでしょう。
まとめ
- サポニンが酸化することによって、ゴボウが赤やピンクに変色する
- ピンクや赤くなったゴボウは食べられる
- 黒くなったゴボウは食べてはいけない
ゴボウが赤くならずに美味しく食べられる保存方法をまとめると…
- 丸ごと保存するには、土付きのゴボウを買うべし
- カットしたものは、小分けに冷凍保存
- 1~2日以内に使うなら、酢水にサッとつけておくとよし
意外と簡単な一手間で、赤く変色する前に、美味しく食べられることが分かりましたね。
今度は私も、ゴボウを冷凍保存してみます。
みなさんもぜひお試しくださいね~♪