銀杏の拾い方を知らないと大変!手荒れ・ニオイ対策を万全に!

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銀杏の風味ってクセになりますよね。私は大好きです。

銀杏はスーパーで買うのが一般的ですが、拾って集めることもできますよね。秋になると、公園にあるイチョウの木の下で、一生懸命腰をかがめて銀杏を拾っている人をよく見かけます。

好きなだけ拾って、しかもタダ♪銀杏ファンにはたまらないラッキーイベントですね!

しかし実際に銀杏拾いをやってみると、手が荒れたりニオイにやられたり、下処理の手間が大変だったり。

タダより高い物はない…。

なんて後悔しないためにも、銀杏の拾い方についてお勉強しておきましょう。

この記事を読むとわかること
  • 銀杏の拾い方
  • 銀杏拾いをするときの注意点は?
  • 銀杏拾いができる時期と場所
  • 拾った銀杏の下処理のやり方
  • 銀杏がなる木とならない木

銀杏拾いのやり方と準備物


銀杏拾いは準備が肝心です。まずは準備物からチェックしましょう。

準備するもの
  • 手袋(ビニールやゴム製の使い捨てがおすすめ)
  • ビニール袋(大目に)
  • マスク
  • トング
  • ウェットティッシュ
準備ができたら、銀杏スポットへレッツゴー!

手袋とマスクを付けて、拾った銀杏をビニール袋にどんどん入れていけばOK!手掴みでもよいですが、長めのトングがあれば腰の負担がやわらぎますよ。

銀杏拾いの注意点

銀杏拾いをする時には、手荒れ対策ニオイ対策に注意しましょう。

銀杏は、イチョウの木から落ちてきた段階では強アルカリ性です。素手で触るのは危険です。

手荒れ対策として、手袋をしましょう。ニオイが付いてしまうので、使い捨てがおすすめです。マスクがあると強烈なニオイを軽減できます。

拾った銀杏はまだ危険な状態のため、袋を二重にして厳重に保管します。

誤って銀杏を踏んでしまった靴は、洗える環境ならばすぐに洗ってください。水道が近くに無いなら、ウェットティッシュで軽く落としておきましょう。手が汚れてしまった時にもウェットティッシュは活躍しますよ♪

銀杏拾いに夢中になりすぎて、周りの人に迷惑をかけないようにしましょうね。

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銀杏拾いができる時期


銀杏の収穫時期は、9月頃から11月中旬頃までです。

地域によって多少ズレがありますが、イチョウの葉が色付いてきたら【終了】の合図です。葉っぱが色付いたら銀杏拾いは諦めて、紅葉を楽しみましょう。

銀杏拾いができる場所

銀杏拾いができる場所は公園が多いですね。他にも神社や学校などにもイチョウがたくさん並んでいます。

イチョウの木がたくさんあるところが私有地だとしても、地主さんに断れば「どうぞ!どうぞ!」と言ってもらえる可能性は高いと思います。

なにせ、ニオイが強烈な銀杏に頭を抱えている人もいるでしょうから。勇気を出して、声をかけてみましょう!

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銀杏の下処理

拾ってきた銀杏は、そのままでは食べられません。食卓で目にする銀杏にするには下処理が必要です。さあ、気合を入れて下処理しますよ!

まず、果肉からラグビーボールのような形の核を取り出します。

銀杏の下処理
  1. 拾ってきた実を1週間程水に漬けて腐らせる
  2. ザルなどにあけて、ふやけた部分は取り除いて捨てる
  3. 核となる部分を2~3日天日干し、白っぽくなるまでよく乾燥させる

読むだけだと簡単そうですが、ここでも強烈なニオイと手荒れが立ちはだかりますので、手袋とマスクを忘れずに付けましょう!

銀杏の楽しみ方


おすすめは、シンプルに銀杏を堪能できる【煎り銀杏】です。作り方を紹介しますね。

煎り銀杏の作り方
  1. 下処理して白っぽくなった核状態の銀杏にヒビを入れる
    金槌やフライパンの後ろなどを利用して叩くと良いですよ。ヒビを入れる程度で、全ての殻をむかなくて大丈夫です。
  2. ヒビを入れた銀杏をフライパンに入れ、適量の塩を加える
  3. 蓋をして中火にかけ、温まってきたら弱火にする
    時々、フライパンをゆすって全体をまんべんなく加熱します。
  4. 10分以上経つと、割れ目が大きく開き、緑色だった銀杏(核の中身)が黄色になる
    これが出来上がりの合図です!

アツアツの銀杏…最高ですね。

他にも、炊き込みご飯や茶わん蒸し、かき揚げなどに入れると絶品ですよ。

たったひと粒でも存在感があり、銀杏が入るだけでチョット高級感が出るんですよね。だから、強烈なニオイにも負けず銀杏ファンが多いのかもしれませんね。

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銀杏は食べ過ぎると中毒症状が出る


たくさん拾ってたくさん頬張りたい銀杏ですが、食べ過ぎには要注意です。

銀杏はギンコトキシンという中毒物質が含まれていて、食べ過ぎると中毒症状が出ます。特に体の小さい子どもは、中毒症状にかかりやすいので注意が必要です。

あら、うちの子銀杏が好きだなんて、のんべぇになるのかしら~。栄養豊富な食べ物だし、いっぱい食べなさい♪

なんて勢いで食べさせると危険なんです。注意しましょう。

銀杏は大昔からある植物で、生き残るために強烈なニオイを発して実が食べられない様に自衛してきたと言われています。そんな背景も踏まえて、チョコッとだけいただくのが銀杏のマナーと言えるでしょう。

銀杏のオスとメスの見分け方


銀杏はイチョウの木の果実です。イチョウにはオスの木とメスの木があり、銀杏がなるのはメスの木です。

街路樹にもイチョウがありますが、街中で強烈なニオイを発生させたくないのでしょう。街路樹はオスの木を中心に植えているところが多く、メスの木はあまり見かけません。

銀杏拾いを期待してイチョウが多い場所をマークしても、オスの木ばかりじゃお話になりません。そこで、オスとメスの見分け方を解説しましょう。

葉っぱの形で見分ける

イチョウの葉っぱというとどんな形を思い浮かべますか?

私は扇型を思い描いていたのですが、実際見たらハートのように切れ込みが入っていたなんてことがありました。これは、オスの木・メスの木で違うんです!

  • オス:葉の切れ込みが深く、ハートのような形
  • メス:葉の切れ込みが浅く、扇型のような形

全てのイチョウに該当するわけではないので、これだけで完全に見分けるのは難しいのですが、第一のヒントとして覚えておくと便利です。

木の形で見分ける

イチョウの木はどれも同じように見えますが、よく見ると違いがあるんです。

  • オス:上に高く伸びるような形の木。
  • メス:枝を横に広げるような形の木。

しかし、剪定されて綺麗に管理されている木は、自然の形が保たれていません。残念ながら、この見分け方も確実ではないのですね。

まとめ

今回のまとめ
  • 銀杏はニオイが強く、手が荒れるので、手袋とマスクは必須
  • 銀杏拾いは9月~11月中旬まで
  • 銀杏は拾った後の下処理が重要
  • 食べ過ぎると中毒症状を引き起こす
  • 銀杏はメスの木になり、オスの木にはならない
それにしても、初めて銀杏を食べようとした人って、よくあのニオイの実を拾っていましたよね。美味しいかどうかも分からないのに。

そんなスーパーチャレンジャーなご先祖様たちがいなければ、銀杏が食卓に並ぶことはなかったかもしれませんね。銀杏好きの私は、感謝感謝です。

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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県在住の2児の母、ともえです。 親子で楽しめるような、アットホームなブログ作りを目指してます。 良かったらコメントしてくださいね。

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