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中学や高校に入学するときにちょっと悩むのが、どの部活動に入るのか?
数ある部活動の中で、
と気になっていませんか?
ちょっとでもやってみたいという方、私はぜひ吹奏楽部をおすすめします!!
というのも、私は根っからの吹奏楽少女だったんです(笑)
音楽好きが高じてか、小学校3年生ごろから吹奏楽を始めていましたね~。最初はフルートでしたが、いろいろ諸事情があり…高校入学と共に“パーカッション”に転向したんです。
私のパーカッションデビューは遅いのですが、パーカッションの魅力や体験談などをたっぷりご紹介しようと思います!!
少しでも吹奏楽部に興味があるなら、ぜひ参考にしてくださいね~。
- パーカッションの魅力5つ
- こんな性格の人がパーカッションに向いている
- 一体どんな練習をするのか?
- パーカッションあるある12選
パーカッションの魅力
そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する“パーカッション”です。いわゆる打楽器パート。太鼓やシンバルというとわかりやすいですね。
- 様々な打楽器を演奏できる
- リズム感が身に付く
- 間が読めるようになる
- 影の指揮者になれる?
- カッコイイ
たくさんありますが、この5つに絞ってみました。一つずつお話していきますね。
様々な打楽器を演奏できる
パーカッションパートでは
- スネアドラム(小太鼓)
- バスドラム(大太鼓)
- シンバル
- ティンパニ
- 鍵盤楽器(木琴など)
- トライアングル
- タンバリン
などが一般的に知られている楽器ですね。得意不得意は出てくるとは思いますが、みんな一通りこれらの楽器を練習します。
コンクールに出るときは楽器の担当を決めます。そのときに誰がどの楽器に当たってもいいように、日ごろから練習しているのです。
曲によってはこんな楽器も出てきます。
- カウベル
- チャイム
- ウッドブロック
- マラカス
もっともっと他にもあります。それぞれの音の出し方が異なるのですから、かなりの知識が必要ですね。
でも、これだけたくさん楽器を演奏できるパートって、他には無いと思いませんか?
リズム感が身に付く
パーカッションの基礎練と言えば、『メトロノーム相手にひたすらスティックで打ち込む』ことが多いと思います。なんだかすぐ飽きちゃいそうですよね。
でもこれってバカにできません。左右の音のバランス、音の響きを気にしながら、リズムからずれない様に、ひたすら毎日練習するわけです。そして割と神経を使います。
そのおかげで、自然とリズム感が身に付くことも確かです。もちろん個人差もありますが、正確なテンポをつかむことができるようになっていきます。
テンポってどんな楽器でも大事なことですよね。もし、パーカッション以外のパートに移動になったり、他の楽器を演奏することになったときに、テンポ・リズムが取れるというのは非常に強い武器になりますよ。
間が読めるようになる
吹奏楽って、呼吸のタイミングで音を合わせて出したりするんですよね。
でもパーカッションは、呼吸を合わせて音を出すというのがわかりにくいような…?と思いがちですが、それは大間違い。
配置上、パーカッションパートは管楽器の皆さんの後方にいることが多いです。
ということは全体のタイミングを見渡すことができるんですね。それに自分もブレス(呼吸)を合わせることで、しっかりとタイミングを取ることができます。
また、他の楽器の音が一切無いところで、大太鼓を一発!とか、シンバルを一発!などという場面があります。
これって、音楽の流れ・指揮者とのタイミング・音と音の間を全て感じなければ良い音が出せません。
パーカッションをやっていると、他では体験できない“間”を感じることができますよ。
影の指揮者になれる?
パーカッションはいわゆる“リズムパート”です。
特にバスドラム(大太鼓)。ドンドンドンドンと打つだけで、それが曲のテンポになります。
もちろん指揮者のテンポに合わせるのが基本ですが、リズムが崩れやすい場面などでは、打楽器パワーの見せ所、と言っても過言ではないですよ。
カッコイイ
まあ、これは私の偏見もあるかもしれませんが(笑)
体を使って演奏するパーカッションは、演奏を聴く側から見ていても、とてもカッコイイと私は思っています。
曲中「ここだ!」いう場面でジャーンとシンバルが一発入ったり、ドラムロールで締めたり、ティンパニのソロが入ったりと、パーカッションは曲を彩る素敵なパートを担当しているんです!
トライアングルやタンバリンでキラキラと曲に装飾したり、カスタネットで緊迫感が出たり、様々なシーンに欠かせないのがパーカッションなんですよ。
さらにドラムセットもパーカッションの担当楽器。ドラムが叩けるというだけでも、みんなから一目置かれちゃいますよ。
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こんな性格の人がパーカッションに向いている!
では、どのような性格の人がパーカッションに向いているのでしょうか?
私の場合、正直言って『音楽が好きなら、みんなウエルカム!』という感じでした。
人手不足でしたからね~。明るい人・まじめな人・無口な人、いろんな人がいましたよ。
高校生から始めたって全然OK!むしろ変な癖がついていないので、姿勢良くできると私は思います。
あえてどんな人が向いているかと言えば
- リズム感が良い
- 協調性がある
- 臨機応変に対応できる
といったところでしょうか。
この3つは、吹奏楽のどのパートでも必要になってくるような気もします。
でも、どれも部活動を通してだんだん身に付くものなので、自信がなくても心配ないですよ!
パーカッションと私
私は高校生からこのパートに配属されました。しかし、最初は本当に嫌で嫌でしょうがなかったんです。
最初は嫌だったパーカッション
それまで5年半、フルートをやってきたんですから、
というのが正直な気持ちでした。
でも、やっぱり「音楽大好き!」の気持ちの方が勝ってたんですね。嫌でもきちんと練習には参加してたんです。
吹奏楽部も体力づくりが必要!
吹奏楽部は文化部。なのですが、吹奏楽部員の誰しもが思うこと、それは
とにかく走りこみます。
とにかく腹筋します。
とにかく背筋します。
とにかく腕立てします。
このように、基礎体力作りをみっちりやってます(笑)でもこれってとっても大切なんです。
基礎練の大切さを痛感!
パーカッションの練習は非常に地味。トントントントンの基礎打ちばかり。でもこれが大切なんですね~。
と意味が分からないまま練習すれば、嫌になってしまいます。しかし、なぜ行うのかをきちんと理解すれば、意外と飽きないものです。むしろ時間が経つのが早いぐらいです。
最初はパーカッションの基礎打ちを嫌々練習していました。でも学年が上がると共に、大切さに気が付くことが多いです。
パーカッションを初めて約半年後。三年生は引退を迎えます。すると必然的に、一年生が重要な楽器を演奏する機会が増えてきます。パートの人数が少なければなおさらです。
スネアドラムのロールやら、複雑なリズムやら、要求されます。
初心者だろうが「ムリ」なんて言っている場合ではありません!自分がやらなきゃ、他にやる人はいないのです!!
このとき思うのが基礎練の大切さ。
と後悔しないよう、基礎練はしっかりやっておくべきなのです。
私は同級生が途中で退部してしまい、パートに同学年が誰もいない状況になってしまいました。一応、初心者から始めたわけですが、最終的には重要な楽器を演奏しなくてはいけなくなってしまったんですね~。
特にスネアドラムのリズム取りの為に、必死にメトロノームとにらめっこの日々でした。基礎練って、本当に大切ですよ。
パーカッションを上達させるには?
私に一番効果があったのは…“プロのレッスン”です。
プロのレッスン
これは私が大人になってからの話ですが、一回レッスンしてもらうだけでも全然違ったんですね。
そのときはピンポイントで苦手な部分を教わったのですが、レッスン後に同パートの先輩に聞いてもらうと
とビックリされましたよ。やはり自分より上手な人に聞いてもらう・見てもらう・教えてもらう、というのは大切なんですね。
プロのレッスンとなると料金はちょっとお高めになってしまい、学生には難しいかもしれません。
だけどもしチャンスがあれば、一度見てもらうと一気に上達するかもしれませんよ。
という方。自分の演奏を録音したことはありますか?
自分の演奏を録音する
合奏もそうですが、自分一人で演奏したものを録音して聞いてみましょう。
左右の音量が違う・ここはこんな音にしたい、という風に、客観的に自分の演奏を聴くと気が付くことが出てくるはずですよ。
ホールでの音の響きを確認する
また、演奏するホールでの音の響きをしっかり確認しましょう。
会場によって、音の響きは全然違います。音が伸びるホールもあれば、全然音が飛んで行ってくれない!という残念なホールもあるんです。
いわゆる“耳の良い人”に音の確認をしてもらいましょう。ステージ上ではなく、審査員の方々が座るホールの真ん中辺りに立ってもらい、マレットによる音の響きの違いを聴き比べてもらうといいですよ。
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パーカッションあるある12選!
ここからはパーカッション経験者なら、思わず「あるある~」と言っちゃうことを紹介していきます!
他楽器からパーカッションに回される
どうしても、人数の少ない学校では『余った人が打楽器』的な流れがあります。
なかなか自分から希望する人が少ないパートですからね。
私、パーカッションは第一希望ではありませんでした。でも実際にやってみると、すご~く楽しいパート!
大人になってからも続けていて、とても良い趣味になってます!
力持ちになる
毎日のように腕立て伏せをしていることや、重たい楽器を運ぶことが多いので、必然的に力持ちになれます。
たぶん、ヘタレ男子より重たいものが運べるようになります。
やっぱり運動部だ~!!
走ったり、腹筋したり、運動部以上に運動することもあります。けっこうハードです。
しかも打楽器パートはあんまり腹筋使わないし(笑)。その代わり腕立て強化です。
でも大切なことなので、皆さんしっかりやりましょうね。
セクション練習の時間はいつものパート練習と変わらない
パーカッションパート自体がセクションパートになっちゃうんです。
合奏中に指揮者から「パーカッションは入らなくていいよ」と言われる
休みが多い…。ちょっと孤独…。
音量の調節を求められる
出番が少なく、休符の部分を数えていたけど、途中からわからなくなり、適当に入ってみる
正解すればラッキー(笑)
間違えると指揮者に睨まれる(涙)
ティンパニのチューニングが終わってないのに演奏が始まってしまう
指揮者さん、ちゃんと確認してよ~。
楽器運搬時にティンパニのリムを持たれる
となる。
シンバル倒して“ガッシャ~ン”
出番のないときはよく踊らされる
ノリの良い“歌謡曲”など、パーカッションは基本立っています。
自分たちが休みの時は、盛り上げの為に簡単な振りを踊ることがしばしばありましたね~。
一人で何楽器も掛け持ち、楽器の配置に悩む
頭が混乱する。。。
あるある話はまだまだ尽きませんね~(笑)
まとめ
- パーカッションは人気が薄いけど濃い経験になる
- 辛くて大変だけどその分楽しい
さて、いろいろとお話してきましたが、パーカッションパートに興味を持っていただけたでしょうか?
とちょっとでも思ったあなた、実際に部活を覗きに行ってみてください!
タンバリン一つとっても数種類あったり、カスタネットを足で演奏したり、
という発見があるのもパーカッションの魅力です。知らないことがたくさんあって、とっても楽しいと思いますよ~。
そして見るだけでなく、ぜひ楽器を演奏してみてください。さらに楽しめること間違いなしですよ!!